祝2004年1月1日

 昨年より地元学に関心をもち、地域資源の再発見・再認識を地域住民が、異邦人の力を借りて行い、地元の理解を深めると認識し、地域での出来事に関心を持っています。
 昨年末に能登鉄道というローカル線の穴水駅蛸島駅間が廃止になる事がほぼ確定となり、能登における一つの資源が無くなると感じました。わが国の物流では、輸送量・距離を加味した指数である「輸送トンキロ」を過去10年平均で見ても、トラック52.66%、鉄道4.4%、内航海運42.77%、国内航空0.17%と断然鉄道は少ない。しかし、世界の多くの国で、災害(戦災を含む)時に復旧が早く、大量輸送が可能な手段としての鉄道の路線を整備している。そう、道路であれば2m程度の幅員の復旧と、緊急輸送車両と一般車両の整理が必要であるが、鉄道であれば、2本のレールの復旧のみで大量輸送が可能です。
 近年、大雪等による災害は稀であるが、リスク管理の面からも、鉄道路の廃止には疑問が残る所です。