KCIAじゃないよKCRCだよ。

PARC [ Palo Alto Research Center パロアルト研究所]の凄い所は、新しい技術や概念をモデル化した(模型でも人の目に見える状態)にして、共感を得れた所にあるとの指摘を受けていましたが、いよいよ、KCRC [ Kanazawa C-GRIP Research Center ](仮称)でも、モデルどころか、実働品を人の見える状態に晒せるように成ってきた。　あ、KCIAじゃないからね、KCRC(仮称)ですから、もちろん、仮のCRCチェックでもありません。　

で、PARCの失敗は、経営者が技術の可能性を理解しなかった事と、NDA無しで技術を晒してしまった事でしょう。　経営者の問題は、前に晒したとおり、この技術の可能性を理解しているので問題なし。　後は、NDAの問題なのだがぁ...　今日も某キャリアのシステム部長に技術の一部を晒したのだが、NDA無しだったので詳細までは見せられなく...　某F氏の説明は絶妙で...　ヤバイ所に触れることなく、某キャリアの部長は理解したようであった。　同社の一部部門や、地域会社の一部部門とは既にNDAを結んでいるのだが、事業部制をとっている帝國(大企業を指す)の場合は、事業部単位でNDAを結ばないと危険なので、どこまで晒して良いかを含めてちょっと緊張。　そういえば、先日、産業経済省関連のイベントで一部を晒した事を、私の写真入りで晒していますね、当日の発表内容を見れた人！　ラッキーですねぇ、あの日の内容の一部もちょっとヤバイ内容なので、今後は最低限NDAを結ばない限り晒しませんから！

さらには、私自身、このBlogでどこまで晒したら会社の最大の利益になるかを考えると、文言や言い回しに一苦労といった状態なのであった。　何故、KCRC(仮称)が何故「仮称」かっていうと、これは私が勝手に付けている呼称でもあるわけで...　だから、「 KCIAじゃないよ、KCRCだよ 」のジョークも、仮称が取れる時には、「 IKRC [ Ishikawa Kanazawa Research Center ] 」とジョークのネタに成らない正式名称に変わっていたりして...　ま、大切なのは、先人(PARC)の失敗の轍を踏まない(地雷を踏まない)事か。

• もっとも、個人的なMINE [ Antipersonnel land mine ](対人地雷)は、赤毛の人妻、白の網タイツ付きですけど...　今年は、クリスマスプレゼント準備しているからね！

知人や親戚が凄いと、自分も凄いかのように思えたり振舞ったりする事ももあると同時に、自分の事のようにうれしくもあり、気をつけなければならないが...　でも、やっぱり凄い。　今、その技術に真っ先に触れられる環境におり、時により、そのスポークスマンとして発表できる環境に居ること自体が幸せです。