戦争は薄明の中で
現在、企業の営業活動は戦争と同じです。
プロイセンの参謀、クラウゼビッツによれば、
- 「戦争は薄明の中で」と述べていますが、それどころか、
闇夜やジャングル(都市でのゲリラ戦を含む)で、手探り状態の
まま戦線(営業活動)が展開することが殆どです。
- 全貌が明らかになっている戦線など皆無であり、この場合の
戦線指揮官に求められる才能は、その戦闘で、「いかにして
勝つのか? いかにすれば勝てるのか?」その意図を理解した
うえで、個々の判断、つまり、個々の才能を十分に発揮すると
ともに、全貌を把握すべき参謀部門に対して、情報を提供(報告)
することです。
- また、参謀部門(会社幹部)においては、明確な戦況を把握する
だけのデータの充実を待つことなく、戦線の状況変化を加味
しながら、計画の随時変更・場合によっては、戦争の目的
(企業においては目標)自身を変更することにあります。
- 戦争ではあるが、法律違反は、即、戦争犯罪人、あくまで
合法的に! もっとも、勝てば官軍だが、現在の社会(米国?
我が国の各種法律)に勝てるか?
これも、昔、研修会で使ったネタ。
- cf.「カール・フォン・クラウゼヴィッツ」 Wikipedia へ